小田 貴之 （独立行政法人 労働者健康安全機構 横浜労災病院）
| 小田 貴之 |
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| 独立行政法人 労働者健康安全機構 横浜労災病院 令和２年8月3日～令和２年8月28日 （社会医療法人青洲会 青洲会病院） |
| まずはじめにコロナウイルス感染症が流行しているこのご時世の中、平戸にて地域医療研修を行わせていただいたことに、青洲会病院の方々をはじめ携わってくださった皆様に大変感謝しております。平戸では寿司や海鮮丼などの海の幸をよく食べさせていただきましたが、横浜や東京と比べて価格もやすく新鮮でとても美味しかったのが印象的です。もうそれらを食べられないのかと思うと、残念な気持ちでいっぱいです。 普段横浜の病院で勤務する私にとって、青洲会病院での外来診療を見学して印象的だったことは患者さんとの距離の近さでした。先生方や看護師さんは、患者さんだけでなくその家族のこともよく知っていたりして、医療や疾患のことだけでなく、最近の生活の様子などの話もされていてとても暖かいなと思いました。患者さんやその家族にとっても、それだけの関係性があれば受診しやすいだろうし、自然と信頼関係も形成されるのだろうと感じました。 また、ある先生の外来では、「〇〇先生は本当によく見てくれるから、他のかかっている病院をやめて〇〇先生にかかりたい。いつものところは数分で診察が終わってしまう」という発言が印象的でした。 普段横浜で救急外来を担当するときは、患者数がとても多く、1人1人に時間をあまり割けませんが、その中でも患者さんに寄り添いつつ、よく説明することが重要であるのだなと実感しました。今後自分のかかりつけとなった患者さんに、担当医を変えたいと言われないように患者さんに寄り添った医療を提供したいと痛感いたしました。 青洲会病院での研修は、先生方、コメディカルの方々をはじめ皆さん親切で気をつかってくださり、非常に過ごしやすかったです。1か月お手数をおかけいたしましたがありがとうございました。 |
